設置の条件
■最適な設置方位・角度とは?
太陽光発電システムは、設置するお屋根の状況(方位・角度・屋根材など)に合わせて発電量が最大MAXになるように最適な設計を行う必要があります。
◆方位について
太陽電池を設置する方位は“真南”が最も理想的とされています。屋根の傾斜にも左右されますが、真南を100%とすると東西面でも 80%以上の発電量が見込めますので、十分に使用できる方位です。しかし北面傾斜のみの建物は発電量があまり伸びないため、あまりおすすめはできません。
◆傾斜について
傾斜角度は30°前後が最適であるとされており、方位と合わせると「真南30°」が最も高い数値となっています。真南を100%とすると北面が約66%とかなり低く、東・西面約85%、東南・南西面約96%と十分高い数値になります。※日射量は都市により若干変動があります。
◆その他
●屋根材……スレート、瓦屋根、折半屋根など、屋根材の種類に合わせて専用の金具を取付けます。
●影の影響……もし屋根に影が掛かってしまう場所があると、発電量の低下や不具合の原因となる恐れがあります。
毎日同じような影が一部分だけでも一定時間出来てしまうような場合には、あらかじめその部分を把握したうえで設計を行う必要があります。
●塩害地域・積雪地域……塩害・積雪地域に該当される方は各気候に対応した太陽電池や架台を使用する必要があります。ご不安がある際にはご相談下さい。