太陽電池の種類
■太陽電池の種類
各メーカーの製品はそれぞれの特長があります。設置条件やご予算などご相談の上、最適のシステムをご提案いたします。
太陽電池はみな同じではありません。大きく分けて「シリコン系」「化合物系」という種類があります。
それぞれの性能や特徴をご説明します。
発電力・価格の観点から簡単に言えば
単結晶………「発電量と発電効率は高いが、生産に時間が掛かるため値段が少々高い」
多結晶………「発電量と発電効率は低いが、大量生産できるため値段が少々安い」
HIT…………「“単結晶”と“アモルファス”の合体版。発電量と発電効率は高いが、少々値段が高い」
アモルファス……「発電量と発電効率は低いが、薄膜化が容易で今後の需要拡大が期待される」
CIS…………「発電量・発電効率はシリコン系と比較するとまだ少し低いが、影に強く値段が安い」
お客様のご希望や設置する物件の状況により、お勧めするメーカーは変わってきます。
発電量と価格、どちらを優先するか、回収期間はどう変化するか、など実際にシミュレーションしながら良いものをお客様にご提供し、満足して頂きたい・・・それが、当社の考え方なのです。
日々、各社のパネルを施工している立場で考える各メーカーの長所、短所を比較させていただきました。
あくまで弊社の意見です。ご了承ください。
※)一般的な簡単なことですが、さらに詳しい本音の話などは、直接お問い合わせ下さい。
●京セラ……日本初の住宅用太陽電池取扱メーカーです。その実績から大手ハウスメーカーでもよく採用されており、製品・施工の面でも信頼性があります。多結晶モジュールで屋根形状に合わせたご提案が可能です。
●シャープ……現在国内シェアNo.1です。単結晶・多結晶と両方取扱っており、サイズもバリエーション豊富であることで、屋根形状にフィットした設計やお客様のニーズに応えられるようになっています。
webモニタリングサービスも魅力の一つです。
●ソーラーフロンティア……今急速に伸びている化合物系CISモジュールを取扱います。シリコン系に比べて 非常に安価であることや、安心の国内生産、グッドデザイン賞を受賞した美観性 など、今後の需要拡大が期待されています。
●パナソニック……発電量バツグンのHITシリーズ。単結晶とアモルファスの各長所を上手く生かして発電ロスを最小限に抑えることで、常に業界内で高出力モジュール生産を実現しています。その分 価格も少々高めですが、それを納得させるほどの安定した発電力です。
●リクシル……トステム・INAXなどの新しいブランドです。単結晶なので発電量は高く、周辺機器はパナソニック製を採用しています。高発電力ながらコストも抑えられ、会社の母体も大きいので保証面でも安心です。
●グリッド……耐風圧・耐積雪に優れた、非常にタフな多結晶モジュール。知名度はまだ低いですがこの性能は 海外認証機関TUV Rheinland(テュフラインランド)の認証を得ているので、その実力には信頼性があり
ます。
●東芝……HITシリーズと肩を並べるほどの高発電単結晶モジュール。世界トップレベルのモジュール変換出力を誇ります
●カネカ……薄膜シリコンハイブリッド電池です。発電量は少々低いものの、その美しい外観性や屋根一体型というラインナップから、大手ハウスメーカーでも採用されています。